【Day5】Python入門 1.1:式と演算

目次

要約

本日は、Pythonで以下を学びました。

・print関数

print('未経験からデータエンジニアを目指します。')

・コメント

#コメントできるようになりました

・加算と減算

print(1 + 1) , print(1 - 1)

・文字列の演算

print('1' + '1') , print('オラ' * 3)

・エスケープシーケンス

print('はじめまして\n城島です。')

・ヒアドキュメントと.strip()

print('''
はじめまして
城島です。
'''.strip())

・式の評価と演算子の優先順位がある (数学と同じ)


はじめに

本日から実際に手を動かしてPythonの学習を開始します。

​最初のステップとして、「式と演算」について学びます。

​新しく学んだことは青色のマーカーで強調していきます。


1.1:式と演算

print関数

print関数を使用して、文字列を出力します。

print('Hellow,World')
print('未経験からのサーバーエンジニアを目指して')
print('頑張ります')

注意:​printは小文字で記述します。大文字のPrintとするとエラーが発生します。

実際にPythonが動いているとテンションが上がりますね!


コメント

Pythonでは、コードにコメントを追加することで、コードの説明やメモを残すことができます。

単一行のコメント:​行の先頭に#を付けます

複数行のコメント​”’または“””で囲みます

'''今からprintで記述します'''
#ハッシュタグでもコメント可能

print('未経験からのサーバーエンジニアを目指して')
print('頑張ります')

"""特に問題なく記述できました"""

こちらも問題なくコメントできました。


数値の演算

print関数の()の中には、文字列だけでなく、数値も書くことができます。
また、加算と減算もできます。

#print関数で加算と減算までやっていきます。

print(1)
print(1+1)
print('1+1')
print(1-1)

print(2)
print('2')

こちらも問題なく記述できました。

シングルクォーテーションまたはダブルクォーテーションでくくると文字列認識で、

数式のみだと計算した値が出力される。

それぞれの、具体的な値を文字列リテラル数値リテラルという。

最初にシングルクォーテーションで括ってしまい、文字列で出力されました・・・。いい経験です。


算術演算子の種類

Pythonで使用できる主な算術演算子は以下のとおりです。

演算子説明例の実行結果
+足し算(加算)print(10 + 10)20
引き算(減算)print(10 – 1)9
*掛け算(乗算)print(2 * 3)6
/割り算(除算)*1print(7 / 4)1.75
//割り算の商*2print(7 // 4)1
割り算の余りprint(7 % 4)3
**べき乗(るい乗)print(2 ** 3)8

*1 結果は小数になる。

*2 結果は整数になる。

割り算の商、余り、べき乗の演算子は初めて知りました!


文字列における算術演算子

文字列でも算術演算子を使用できます。

演算子説明例の実行結果
+文字列の連結(文字列 + 文字列のとき)print(‘1’ + ‘1’)11
*文字列の反復(文字列 * 数値または数値 * 文字列のとき)print(‘オラ’ * 3)オラオラオラ
#print関数でオラオラやっていきます。
print('オラ' * 10)
print('やれ' * 2 + 'だぜ')

これで無限にオラオラできますね!


エスケープシーケンス

文字列リテラルを記述する際に用いられるのがエスケープシーケンスと呼ばれる特殊記号

\(バックスラッシュ)とそれに続く文字からなり

特殊な文字を文字列内に含めることができます。

表記意味
\n改行を表す制御文字
\\\(バックスラッシュ)
\’‘(シングルクォーテーション)
\”“(ダブルクォーテーション)

文字列の途中で改行する時に便利です。

#文字列の途中で改行、クォーテーションの挿入を行います。
print('はじめまして\n城島です\n未経験からデータエンジニアを目指します。')
print("引用符には\'と\"があります")

\n を使用してprint内で改行することができました。

HTMLでいうところの<br>的な感じかな?

調べてみると、<br> はHTMLタグとして<br>で改行を行う。\n はテキストデータの段階から改行を行う

らしいです。これでまた一つ知識が増えました!


ヒアドキュメント

複数行の文字列をそのまま出力したい場合、三連続の引用符(”’または”””)で囲むことで実現できます

#ヒアドキュメントを使用して改行を行います。
print('''はじめまして
城島です
未経験からデータエンジニアを目指します。''')

三連続の引用符 ( ’’’ ) を使用してprint内で改行することができました。

また、.strip()メソッドを使用すると、文字列の前後の空白や改行を削除できます。

#.stlip()を使用して視認性を向上させます。
print('''
はじめまして
城島です
未経験からデータエンジニアを目指します。
'''.strip())

確かに、かなり見えやすくなりました。
’’’.strip() はそのまま覚えたほうが良さそうですね!

式と評価

演算子とオペランドからなる部分を式(expression)と呼びます

​式は評価され、最終的に1つの値に置き換えられます。

オペランドとは、「演算子によって計算されるもの」という意味の言葉で、実際には数値や文字列などの値です

Pythonにおけるすべての式は、実際にプログラムとしてその部分が実行されると、「式に含まれる演算子が1つずつ、周囲のオペランドを巻き添えにしながら次々と計算結果に置き換わっていく」処理をされます。

そして、最終的に1つの計算結果となります。

この式が処理されていく過程のことを、式の評価(evalution)といいます

また、式の評価と演算子の優先順位があり、

・式に複数の演算子が含まれる場合、優先順位が高い演算子から順に処理されます。

・同じ優先順位の場合、左から右へ評価されます。

・括弧()を使用すると、その部分の優先順位を上げることができます。

この辺りは数学と同じですね!

まとめ

本日は、Pythonで以下を学びました。

・print関数

print('未経験からデータエンジニアを目指します。')

・コメント

#コメントできるようになりました

・加算と減算

print(1 + 1) , print(1 - 1)

・文字列の演算

print('1' + '1') , print('オラ' * 3)

・エスケープシーケンス

print('はじめまして\n城島です。')

・ヒアドキュメントと.strip()

print('''
はじめまして
城島です。
'''.strip())

・式の評価と演算子の優先順位がある (数学と同じ)

次回は変数を扱っていきます。


新しい知識を得ることは楽しいです!

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