はじめに
前回まででデータエンジニアを目指す理由を整理しました。今回は、今後1ヶ月の学習ロードマップを作成し、戦略的に学習を進めるための計画を立てます。
なぜロードマップを作るのか?
私がロードマップを作成した理由は、以下の3つです。
① 限られた時間で成果を出すため
未経験から転職を目指すにあたり、時間は限られています。
だからこそ、「何となく学ぶ」ではなく、目的から逆算して学ぶ順序と優先度を整理しました。
② ゴールを見失わないため
やるべきことが多くなると、「今、自分が何をしているのか?」が分からなくなりがちです。
ロードマップがあれば、常に現在地とゴールを確認できます。
③ 発信と自己管理を両立するため
日々の学習記録を「発信」していくことで、行動の証明と自分自身へのコミットになります。
また、モチベーションの維持にもつながります。
ゴール設定とロードマップ
ゴールは「1ヶ月でポートフォリオを形にすること」
今回の学習は、「データを扱う実務に近いプロセス」を通して、“見せられる成果物”を作ることを重視。
以下のような構成で、週ごとに進めます:
作成したロードマップ(概要)
週 | テーマ | 目的 |
Week1(Day1~7) | 自己理解・環境構築・準備 | 思考の整理と学習の準備 |
Week2(Day8~14) | PythonでETL処理 | 実務を想定したスクリプト力 |
Week3(Day15~21) | GCS・BigQueryによるDWH構築 | 実務的な構造化と自動化設計 |
Week4(Day22~28) | Looker Studioで可視化 | データ活用の価値を「見える化」 |
Week5(Day29~30) | ポートフォリオ整理&応募準備 | 応募用のポートフォリオ完成 |
どう学ぶか? (学習スタイル)
具体的な学習方法について、
以下を組み合わせて、効率的にインプット→アウトプットを回していきます。
① アウトプット前提で学ぶ
Pythonの入門書を読み解きながら、実際に手を動かしてコードを書いていきます。
また、日々学んだことをこのブログで「学習ログ」形式で記録&発信していきます。
② 「動かして」学ぶ
実際にETLや集計処理をPyhtonを使って「動かして」学んでいきます。
③ 使う教材・ツール

書籍:『スッキリわかるPython 入門 第2版』
ChatGPTで不明点を随時解決
各ツールの公式ヘルプ、ドキュメント等
④ 「成果物ベース」で考える
各週ごとに公開物(スクリプト、構成図、レポート)を意識して学びます。
「採用担当者(クライアント)が見たい情報は何か?」を常に逆算して成果物に取り組みます。
スキル習得と成果物
習得スキル | 成果物例 |
Python + pandas | データ整形スクリプト |
GCS / BigQuery | データ基盤+SQL集計 |
Looker Studio | ダッシュボード・KPIグラフ |
GitHub + README | 公開用の技術ポートフォリオ |
Notion or PDF | 面接用まとめ資料 |
応募に向けた逆算思考
最終目標は「1ヶ月でポートフォリオを完成させ、応募できる状態にすること」。
応募予定日は5/1 そこから逆算して動く必要があります。
そのためには:
- 週単位での成果目標を明確にする
- 毎日「何を終わらせればよいか」が分かる状態にしておく
今後は、このロードマップに沿って、1日ごとに小さな目標とアウトプットを重ねていきます。
まとめ
ロードマップはあくまで「仮説」→ 実行しながら柔軟に修正していく予定です。
目的は「成果を出すこと」。見せられるものを増やし、魅せ方も磨いていきます。
明日(Day4)からは、Pythonの開発環境構築に入ります。

ついに明日からPythonの開発環境構築に入ります!楽しみです!